40代底辺女の貧困生活

月給15万で・・・貯金ナシ、年金ほぼナシ、資産ナシの母親を養っています。ボロ賃貸暮らし。2019年給料が上がり月給18~20万前後になりました。

間借りしているオッサンのブログ 前に進めないオッサンの グダグダ放浪記

服屋のバイト

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精神的な問題で接客は無理かもしれぬと思い辞めたのですが、今の会社と掛け持ちというか、服屋のバイトもしていました。




服屋のお客さんなんてのは金持ちも多いのですが、中にはおかしな人というのもいてて、数年前の服を「買った記憶がない!売りつけられた!」と返品に来た人もいます。
私、バイトゆえ、ボー然と見てましたが、店長が対応していました(;・∀・)
怒鳴りこんで来たので怖かったです。




私のバイト先は担当制だったので、私にも担当しているお客さんが何人かいました。
バイトゆえ、別の店舗に行かないと駄目な日もあったのですが、私がいる時に来てもらわなければ、自分の売上になりませんので、調整して来店してもらっていました。




ノルマが少なからずありましたもので(;・∀・)
お客さんも理解してくれてたというか、私がいなければ来ないという人がほとんどだったのでその辺は楽でした。




あんな低賃金で、店の服を社販とはいえ買わなアカン上に、ノルマ。
ノルマ達成せんかったら、個別ミーティングと言う名の、店長からの圧倒的嫌味。




私、バイトっすけど(;・∀・)
という、この根性が気にくわんタイプの店長でしたので、バイトとか社員とか関係なく頑張ります感を出さにゃなりませんでした。
アホくせーですけど、身体は楽で、精神的にキツいバイトでした。




私より若い社員さんはよく泣いとったけど、あの人達も、決して給料高くないのに、頑張り屋さんが多かったように思います。




んでこの担当制、服を買うごときで面倒な・・・と思う人もいらっしゃると思いますが、不思議なもので、一度担当になると、その担当以外からは服が買えないという人もとても多いのです。
自分の好みも分かっているし、手持ちの服も自分より分かっているし、着こなしの提案もしてくれるからです。




んで、本当に不思議なもので、担当以外から買ったりすると、好みがドンピシャでは無いことが多いらしく、最初は気にせず買ってた人も、「〇〇さんから買った方が良い」と言い出す・・・結果、担当になる・・・というケースが多かったです。




自分の担当のお客さんには、良い商品が入れば電話するのですが、「忙しくて行かれへんから着払いで送って」という人もいました。
「見なくていいんですか?」と聞くと、「うめちゃんが言うんやったらエエよ」という感じ。
信頼関係が築けていた・・・というより、金持ちは、服のことまで考えるのがメンドクセーのかもしれません。何故か毎日忙しそうでした。




その時は高額商品だったので、私がビビッてしまい、「高いので見てもらわないと送れません。いつでも良いので来てください」と来てもらいましたが、「もう、そんなん気にせんでエエのにーwwwww」ってワロテました。
どんな感覚してんだ・・・(;・∀・)




ラグジュアリーブランドの販売員だと、1秒で売るんだろうなぁ・・・( ´_ゝ`)
と思いますが、バイトの為、あくせく売らな駄目という感覚はありませんでした。




貨幣価値が、私とお客さんとで、1万倍は違っていたように思います。
私がうまい棒買う感覚で、服を買う人も多かったです。
もちろん、1着を吟味して買うって人も多いのですが、私より貧乏そうな人は見かけなかったなぁ(´・ω・`)




私、冗談だと思っていたのですが、金持ちは、本当にリッツで食事するのです(;・∀・)
いや、んな漫画かよ・・・と私も最初は思ってたんですけど、本当にリッツで食事するんです。
何かあったら、リッツ。とりあえず、リッツカールトン。
世界のリッツカールトン行っとる。私、入った事すらないわ。どこにあるかもアヤフヤやわ。




大阪のリッツにも当然行ってるのに、旅先でも、リッツに泊まったりしとる。
そんなにリッツって良いのだろうか・・・。
まぁイイんだろうね。一生行かん気がするわ(;・∀・)




アメックスカードだと、たぶん、アメックスが旅の手配してくれるのかな・・・?
なんかそんな様なことをお客さんから聞いた記憶があります。
んで、リッツだか何だか知らんけど、そういう高級ホテルに泊まるらしいのです。




そういうトコに何着て行けば良いか、当然私、よく分からんわけですから、お客さん本人に聞いてました。
「この商品、○○さんに似合いますけど、リッツでも行けますか?おかしくないですか?」って。
お客さんが、教えてくれてました。「うん。全然行ける!それイイやん!」って。




「えー?ホンマに行けます?なんかカジュアルすぎるかなぁ(´・ω・`)」 このお客さん適当だからちょっと不安だなぁ



「こないだすすめて貰ったヤツ、友達褒めてた(n*´ω`*n)」 全く文句言わない楽なお客さん



「こないだのでイケるんやったら、コレでイケますね。じゃあコレ良いと思います(n*´ω`*n)」 友達が言うんやったらいけるだろ。




今から思うと、私の担当のお客さんは優しい人ばかりで良かったです(;・∀・)
本当は、服屋の店員がお客さんにそういうこと聞くのは駄目です。
店長から、嫌味混じりの指導がなされますし、「そんな事も分からんって、常識ないんちゃう?」等と常識を疑われます。




リッツに着て行ける服は、常識的に分かってないと駄目らしいです(;・∀・)
んなアホな・・・と思うけど、まぁそういう仕事だからね。
勉強せんと駄目なのですが、私、バイトやったから・・・(;・∀・)




自分の担当以外だと、もの凄い意地悪なお客さんもいて、バイトとは口聞かんってお客さんもいました。
店長や副店長のお客さんほど、バイトに当たりがキツく、話しかけても無視されるケースもありました。
心折れそうになりますけど、相手せんことには、後から店長の嫌味が待っています。
とにかく会話が続かない上、私が基本、人見知りのため、天気の話ばっかしてました。
地獄の様な時間でした(;・∀・)




私の担当のお客さんの1人に、苦労されて金持ちになった方がいて、私が貧乏なのも分かっていたのだと思います。
仲良くなると、差し入れを頂くこともあるのですが、「うめちゃん、これ、お母さんに」と、母のモンを頂いたりもしました。




だいたい私の担当のお客さんは、私のことをうめちゃんと呼んでくれていたので、距離感は近かったかもしれません。
服屋の買上金額上位のお客さんというのは、商品説明がほとんどいらない上、値段を見ずに買うので、接客がほぼいらないのですが、その分というか、お客さんの個人的な悩みを聞くこともあったりしました。




病気のこと、旦那の愛人のこと、子供のこと、仕事のこと。
色んな悩みがありますが、可愛がってくれているお客さんといえど、人の悩みごとを聞くのは辛かった部分もあります。
感情移入してしまって、私も悲しくなってしまうんですね。




んで、自分自身の精神的問題からも、接客はキツくなってきたので辞めたのです。




(´-`).。oO(何かあれば怒鳴りまくる、死ぬほど怖いお客さんもいました。私、その人来ると胸の動悸がヤバかったです。)