40代底辺女の貧困生活

月給15万で・・・貯金ナシ、年金ほぼナシ、資産ナシの母親を養っています。ボロ賃貸暮らし。2019年給料が上がり月給18~20万前後になりました。

間借りしているオッサンのブログ 前に進めないオッサンの グダグダ放浪記

家電まとめ買い、電器屋での失敗と成功

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昨夏、家電を買い替えた際、もっとこうすれば良かったな
と思ったことがあったので、備忘録として。


私、ええ歳して人見知りなのと、あまり話が上手くないのですが、
電器屋では昔から何とか納得できる値段で購入できています。
家電をまとめ買いするのは一人暮らし以降初めてでしたので、大変でした(;・∀・)




まず、私はスマホが無い為、電器屋行ってから価格コムの画面を見る事ができません。
だもんで、メモに、欲しい家電の型番、価格コムでの現在値&過去の最安値
を記入して行きました。
冷蔵庫、洗濯機、レンジ、テレビ、炊飯器、掃除機、エアコン2台が購入予定品でした。




特に冷蔵庫と洗濯機は水が漏れたりと、いつ潰れてもおかしくない状態で、
早急に買い替えたいと思っていました。


家電の寿命は突然に、そして、まとめてやって来ますよね。
私1人なら、それでもまだ使用していたと思いますが、
ウチは母がいるもので、「うめちゃん、また水漏れてた」とか言ってくるのです。


「水漏れても、冷えるから大丈夫」と母に誤魔化しながら使用していましたが、
食品が腐りやすい夏に冷蔵庫がいきなりぶっ潰れたら、一大事です。
もう15年以上?だったかな・・・いや・・・もっとか・・・使用していた為、
仕方なく買い替える事にしました。




冷蔵庫と洗濯機とエアコンの買い替えが無ければ、ネットで購入できるものばかりだったのですが、
冷蔵庫と洗濯機とエアコンは、引き取り&設置がある為、商品自体はネットの方が安くても、
合算すると、ネットの方が高くなったりします。
あと、このあたりの大型家電は延長保証も欲しい所です。

とりあえず、様子を見に、一番近くの電器屋にチャリンコで行きました。
自分で書いた、家電リストのメモ持って。

1・・・全国展開している電器屋での失敗

まず大型家電の値段を見ようと、洗濯機コーナーぶらぶらしていると、
オッサンが近づいてきました。私もオバハンだけど、もうちょいオッサン。


ちょっと話しただけでも、なんとなくあんまり値引きしてくれなさそうな感じでしたが、
一応自分が書いてきた「欲しい家電リスト」を見ながら、
「色々家電が欲しいので、勉強してくれるなら今日買います」とオッサンに伝えました。
オッサンは「できる限り頑張ります」と言ってくれたので、私の欲しい物を伝えました。


まず見ていた洗濯機ですが、私が欲しかった洗濯機は、昨年モデルだった為、
ネットにはたくさんあるのに、店頭には在庫が無い状態でした。
オッサンは、今年のモデルをススメて来ましたが、
昨年モデルのネット価格より5万以上高かったです。


今年モデルが、昨年モデル並みに安くなるのは、当然無理な訳ですが、
私は昨年モデルを購入する事しか考えていませんでしたので、
今年モデルの値段をきちんと調べていませんでした。


私は、この時に、失敗に気付きました。
電器屋には在庫がない場合があるから、
欲しい候補を3つぐらい挙げて、価格を調べておくべきでした。


そもそも私、あまり家電にこだわりがなく、
色と形と掃除しやすさが気になるぐらいで、家電購入時は、
価格コムのランキング上位から予算に合うものを見繕うだけなので、
欲しい家電は、すぐに決まります。あまりここは悩みません。


「在庫がない」と言われた時の事を考えて来なかったのは大失敗でした。
 「洗濯機はAが無ければBにする、冷蔵庫はCがあるからCで。
  掃除機はDが無いのでEで。全部買うから、勉強して。
という値引き交渉に持っていけなかったのです。


客側の購入品が決まっていないと、交渉しようにも、値引き交渉などできるハズがありません。
洗濯機の時点でつまづいてしまった状態でした。


私が欲しい洗濯機Aが無く、
オッサンからススメられたBでは情報が無さすぎて購入に踏み切れず、
そもそも洗濯機はスペックを落とさない限り、昨年モデルでないと手が出ない金額でした。


本当ならこの、洗濯機という高額家電の購入希望品が無かった時点で、
諦めて帰るべきでした。私は無駄な時間を過ごしてしまいました。




「とりあえず洗濯機は置いといて、次冷蔵庫見に行きましょか」というオッサンに連れられて、
次は、冷蔵庫見に行きましたが、ここでも私が欲しい物はありませんでした。
同等スペックで、ネット価格のものをと、少し探してみましたが、全部かなり高かったです。


私は「冷蔵庫なら、〇〇のスペックで、〇万円までで。」とオッサンに言いましたが、
「そんな値段のものは無いですねぇ~」と軽くあしらわれてしましました。


もうこの時点で私は、ちょっと意気消沈していました。
やっぱり、電器屋でネット価格ってのは難しいのかな・・・
それにこのオッサン、値引きしなさそうだな・・・とようやく諦めて帰ろうとしましたが、
オッサンは、「一応全部のトータルで見積もり出させてくれ」と言うので、
もしかしたら、最終的に大幅値引きがあるのかな?と思い、
オッサンにもう少し付き合うことにしました。


一応オッサンに、冷蔵庫、レンジ、炊飯器、洗濯機、掃除機、テレビ、エアコン2台、
全てのトータル価格を出してもらいましたが、考えていたよりも10万程?だったかな?
もうちょっと高かったかな?
なにせ、かなり高い値段を提示されました。


この電器屋では、掃除機も在庫がなく、
私が思っていたモデルよりも低スペックの、今年モデルの物での見積りでしたが、
スペックが低いのに、今年のモデルだから高いという、納得がいかない物でした。
掃除好きなもので、掃除機のスペックを下げるのは嫌だったんです。


「あの、思ってたよりかなり高いです」と言うと、オッサンはびっくりした様に、
「これ以上は、絶対に下がりません。かなり頑張ってこの値段です」と言いました。


10万以上も高いと、私は支払いができません。
ネットで買うしかないのかな・・・と思い、その日はオッサンにお礼を言って帰りました。


私の下調べが悪かったせいも多分にありますが、
オッサンも、私に気を持たせる様な事を言うだけ言って、
店頭価格とほぼ変わらない見積りを出してきたのは、いかがなものか。
私は、この電器屋では買わない事を決定しました。


ただこの電器屋、担当者によってはとても値引きしてくれるんです。
私は、あまり値引きしてくれないオッサンに当たってしまったようです。






自宅に戻り、もう一度下調べのやり直しです。
電器屋はどこも、だいたいオンラインショップを持っているので、
次に行く電器屋のオンラインショップを見て在庫確認をしてから、電器屋に行きました。

それでも万が一商品が無かった時の為に、
それぞれの家電に対して、3つ程度候補を選んで、
価格コムの現在値と過去の最安値も記入して行きました。

あと、私が絶対譲れない所を明確にしました。
洗濯機は、昨年モデルをネット価格並みで購入は絶対。
もしくは今年モデルが昨年モデル並みの価格になるなら、買う。
掃除機は、私の欲しいモデルが無ければネット購入。


価格コムの現在値より、これまでの最安値が目標価格です。
このメモを作成するのに、私はかなりの時間を費やしました(;・∀・)


あと、最初の電器屋で失敗したなと思ったのは、
トータル金額で、いくらまでなら許容範囲なのかきちんと考えていなかった事です。
1点1点は少々高くても、設置料金や延長保証をふまえて
トータルで見た時に、
買っても良いという金額を決めておくべきでした。





2・・・1とは別の、全国展開している電器屋でのこと


次の電器屋は、わざわざ電車に乗って行きました。
今度は下調べも万全ですし、最初に行った電器屋のおかげでより経験値が上がっています。
自分が妥協できる所とできない所が確認できたのは、収穫でした。


私は色々調べすぎて、洗濯機の事がやや詳しくなってしまっていました(;・∀・)
洗濯機はメモを見ずとも、価格だの型番だのが分かるまでになっていたのです。


電器屋に到着後、すぐに洗濯機コーナーへ。
最悪、テレビや炊飯器や掃除機はネットで買えます。
むしろ、延長保証などいらない小物家電なので、ネット購入の方が良いです。


小物家電の購入は、あくまで電器屋での交渉ツールにすぎません。
「全部買うから」と言う為の、ツールです。
この「全部買うから」という交渉方法が正解なのか不正解なのかは、分からないのですが、
私は、この2番目に行った電器屋で納得いく価格で購入できましたので、
私のケースでは正解だったと思います。


大型家電はなんとしてでも、今日買おうという決意をもってのぞみました。
何回も電器屋に行くのが、面倒くさかったからです(;・∀・)




洗濯機コーナーには、私が欲しい昨年モデルの7㎏容量のものが、
台数限定の特売価格で、ネット最安価格より5千円高い金額で売られていました。
本当は8㎏以上が欲しかったのですが、昨年モデルはもう数が少なくなってる時期でした。


この7㎏モデルは、交渉するまでもなく、購入決定です。
設置料金、延長保証の事を考えると、洗濯機がネットより5千円高いだけというのは、
ネットより安い値段です。
洗濯機の欲しいモデルが店頭にあったのでホッとしてしまい、
私の隣で洗濯機を検討中の女性に、「これ、凄く安いですよー」と話しかけてしまいました。


しばらく女性と、洗濯機談義を繰り広げましたが、
私は、そんな事をしている場合ではありません。
少し店内を見渡すと、私の方に若いお兄ちゃんが、寄ってきました。


若いお兄ちゃんだと、価格の決定権が無い場合があるので、
ちょっと嫌だなぁと思いましたが、仕方ありません。寄って来たものを拒めません。


お兄ちゃんに、冷蔵庫、レンジ、炊飯器、洗濯機、掃除機、テレビ、エアコンが欲しいと伝え、
「価格が見合えば、今日全部買うので、よろしくお願いします。」と言いました。


洗濯機はすでに納得価格でしたので、購入が決まっていましたが、一応交渉はします。
「価格コムでこれもうちょい安いんですけど、何とかなりませんか?」
「ホントは8㎏モデルが欲しいんですが・・・あ、やっぱ無いですか・・・うーん」と。
お兄さんは、電器屋お決まりの文句、「これ以上は無理っす」を言い放ちました。


まぁそうだよね、これは安いよと思ったものの、お兄ちゃんには、
「えーホントは8㎏がイイんだけどなぁ。ちょっと高いなぁ」と言いました(;・∀・)


「最終的に値段出しますので、とりあえず冷蔵庫見に行きましょう」
と、お兄ちゃんに言われ、2人で冷蔵庫コーナーへ。


最終的に値段出すってそういえば最初の電器屋でも言ってたな・・・
電器屋の手口なんだろうか・・・?
そんな事を考えながら、冷蔵庫コーナー到着。


下調べのメモを見ながら、「〇〇電機では、この冷蔵庫〇万円になった」と言うと、
すぐに〇〇電機に合わせてくれました。
この時点で私は、このお兄ちゃん、出来る人だと、そう思っていました。


話がスムーズなんです。無理なもんは無理、
イケる場合はイケると、話が早い。
私も、買うと決めれば悩むことが一切ありませんので、サクサク話が進みました。


このお兄ちゃんならイケるだろうとふんで、
「お兄さんスミマセン、この冷蔵庫、〇万円になりますか?価格コムだと今〇万円なんです」
と、更にお願いしてみました。


お兄ちゃんは、裏に引っ込んで誰かに何かを聞いて来た様ですが、
同等スペックの別商品を、更に安い値段で提示してくれました。
「これなら、〇万円まで下げれます」


冷蔵庫は本当は色目がシャープの方が良かったですけど、日立も検討していたので、
お兄ちゃんがススメて来た日立の冷蔵庫にしました。
ネット確認するまでもなく安い値段を提示してくれているのは分かりました。


冷蔵庫も下調べしすぎで、メーカー各社のだいたいの値段が頭に入ってたのです(;・∀・)
一応自宅に戻り価格コム見ると、私が買ったよりも高い値段が付いてました。


その後、エアコンも安いのを出して貰いました。


わーい!洗濯機と冷蔵庫とエアコンが決まったー!


大型家電が決まった時点で、私の今日の任務は終わったも同然でしたが、
更にレンジをお兄ちゃんと見に行きました。


私が買ったパナのエレックは、その当時の売れ筋モデルの為、
店頭にもありましたが、特売価格で1万円以上も高い値段が付いていました。


私 「ハァ・・・・・・私が思ってたより高い・・・・・・」
わざとらしい意気消沈の演技をした私ですが、お兄さんを見ると、
私が何も言わずともスマホで価格コムの値段を勝手に見てくれていました。


お兄ちゃん 「価格コムで22000円なので、それでイイっす。」


私 「え、いいの?わー嬉しいー。んじゃ、次、テレビ行きましょか。」




テレビは価格コムより2千円高いだけの店頭価格で、
最初から「これ以上は無理っす」と言われました。


私 「うん、そりゃそうやわ。十分安い。でも端数って??」と聞いてみたら、
端数は切ってくれました(;・∀・)
私 「お兄さん、すみません、これって、テレビの線いるんじゃないですか??」
ケーブル無料で付けてくれました(;・∀・)




その他の家電は、私が欲しい物をお兄さんに伝え、お兄さんが価格コムの値段を見て、
値段を私に提示するという簡単な作業でした。


掃除機や炊飯器は価格コムよりちょっと高かったけど、
お兄ちゃん頑張ってくれたので、掃除機と炊飯器もここで購入。
掃除機は私が欲しい商品だったので、取り寄せでしたが在庫があって良かったです。


全部の家電を見終わって、
「最終的な値段出して来ます」とお兄ちゃんが奥に引っ込んだので、
決定までしばし一人で椅子に座って待っていました。

戻って来たお兄ちゃんが提示してきた最終価格は、
私が価格コムの値段を見て検討したものと、ほぼ変わらない金額でした。
さすがに、ちょっとだけ高かったのですが、ほんのちょっとでした。
延長保証や設置の事を考えるとかなり安いぐらいでした。
これ以上は無理だと思われた洗濯機もやや値段が下がっていました。


わーい!!


その上何故か、お兄ちゃんは、更にポイントを5000ポイント程付けてくれました。
その電器屋内での価格調整の為なのかな?なんでかはちょっと分からないですけど。








私はお兄ちゃんにお礼の言葉をひたすら述べ、
会計は、クレジットで支払いました。
クレジットのポイントも付いたので、とてもお安く購入できました。


私はスマホが無いので、特にですが、
家電まとめ買いの際は、下調べが重要だと思いました。
こっちが何をいくらで買うのかがあやふやだと、
販売側もぼやけた接客になっちゃいますもんね。


あとは妥協点と、トータル金額の許容範囲を考えておくのは必須だと思いました。


これが無ければあれ・・・と、妥協するのか、それとも妥協しないのか、
トータル金額の許容範囲もきちんと考えておかないと、
最終金額提示された後、「端数切って」とか「あと1万下げて」とか言いにくいです。


それをきちんと考えてから電器屋に行かないと、時間の無駄だと感じました。



私の場合は、話の分かるお兄さんに当たって良かったです。






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