40代底辺女の貧困生活

月給15万で・・・貯金ナシ、年金ほぼナシ、資産ナシの母親を養っています。ボロ賃貸暮らし。2019年給料が上がり月給18~20万前後になりました。

間借りしているオッサンのブログ 前に進めないオッサンの グダグダ放浪記

つげ義春と私

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調子の良い時に記事に書こうと思っていたのですが、
よくよく考えりゃ、ブログ始めて7カ月、調子が良い日の方が少なかったド貧民です。




もう、今日書こう。
私が一番好きな漫画家、つげ義春のことです。




つげ義春のこと書くのはまぁイイんですが、
私、以前に、つげさんについて、
とてもよい記事を書かれているはてなブロガーさんを見つけて、
あ、そうだ、言及させてもらおうと思って、その人を探したんですが見当たりません。




はてなブログには、「言及」っていう機能があって、誰かの記事を紹介できるのです。




残念だけど、言及できない(´・ω・`)
探したけど、見つからないし、んで、もう探すの面倒くさい(´・ω・`)
当ブログのいつものごとく、自分の意見だけのブログです(´・ω・`)



つげ義春ってどんな人?


つげ義春は、水木しげるのアシスタントをされていた、貸本漫画時代の漫画家さんです。
現在80歳。


今の60代以上は、ドンピシャ世代でしょうか。
貸本漫画なんて、私は見たことがないので、超羨ましい世代です。
私はもう40過ぎてますが、生まれるのが少し遅かったように思います。


水木しげるが亡くなった時に、新聞にコメントを寄せておられたり、
水木プロのブログにも、水木しげるのトコにつげ義春が遊びに来た時のことが書かれてあったり、水木しげる「妖怪になりたい」でも少しつげ義春のことが書かれてあります。


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ちょっとムズイ事を言えば、
つげ義春は、シュルレアリスムを初めて漫画で表現した漫画家として有名です。


シュルレアリスム、日本語では超現実主義と訳されるのですが、
私、つげさんを理解するために、だいぶ以前に勉強しようと思ったのですが、
まぁ、ハッキリとは分からん(;・∀・)

芸術運動のシュルレアリスムでは、
その多くが現実を無視したかのような世界を絵画や文学で描き、
まるで夢の中を覘いているような独特の非現実感は見る者に混乱、不可思議さをもたらす。


シュルレアリスム『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
最終更新 2018年6月24日 (日) 22:13、URL: http://ja.wikipedia.org


日本的な表現に、「シュール」って言葉があって、
元は、シュルレアリスムが語源ですが、実際の意味合いは、違います。
「シュールな笑い」とか言うけど、あれとシュルレアリスムは意味が異なります。
この辺りの話、気になる方はググって下さいませ。
私は、うすらぼんやり理解しておるよ。まぁ、突っ込まれるとアワアワするけど(;・∀・)



「紅い花」と「ねじ式」

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最初につげ義春を読んだのは、10代終わりだったかな。
いつも行ってた本屋で、本を物色中、たまたま見っけたつげ義春の漫画文庫。
パラパラめくってみて、最初に読んだのは、「紅い花」です。


( ´_ゝ`)フーン


なんか、林静一(飴のパッケージ、小梅ちゃん描いてる人)みたい。
悪くないけど、どうなんかなぁ・・・?


次にパラパラめくってみたのが、「ねじ式」。
これはちょっとビックリしました。


あれっ、この人、凄い人なんじゃない?


「ねじ式」という漫画は、つげさんが見た夢をそのまま漫画にしたものなのですが、
まぁ、訳わからん漫画です。


夢だから、支離滅裂であんまりストーリーはないんですが、
とにかく、凄い。なんか、凄い。
特に10代の子が読むと、スゲーってなると思う。


私、よく分からんなりにも、「紅い花」みたいなんも描けば「ねじ式」みたいなんも描く、この人、凄いんかな?と思いまして、とりあえず、両方買って帰りました。


買ってみて良かった(n*´ω`*n)


つげさんは、もの凄く面白い漫画家さんでした。


自伝的貧困漫画や、夢みたいな内容の話とか、
色んな漫画を描かれていますが、
内容も面白いけど、つげさんの着眼点が、面白いのです。


文句のつけようがない・・・というか、納得するしかないというか。
つげさんに、こうだって言われりゃ、もう、そうなのです。


この2冊で大ファンになった私、それ以降、つげ義春を応援することにしました。





新刊買って応援しよう!


中井英夫や森茉莉が、晩年、貧乏していたというのを知っていた私、
とりあえず、つげ義春の本は、新刊で買って応援しようと思っていました。


つげさん、ちゃんとご飯食べられてるんやろうか・・・?


とにかく、つげさんが、ご飯食べられてるかどうかが、心配で仕方なく、
あの時期私、自分のドクズの弟よりも、つげさんの心配をしていました。
つげさんの漫画は、自伝的な貧困を描いた漫画も多く、私は、とても心配だったのです。


つげさん程の漫画家、私が心配せんでも、十分お金持ってたと思うのですが、
思い込みって恐ろしい。


若かりし頃の私、今よりはるかにイタかったのです。
つげさんは、私が食べさせてやらな・・・と思っておったのです(;・∀・)


たかだか、本数冊の印税、しれているというのにです(;・∀・)


しかも私、新刊応援、途中で挫折しておるのです。
あまりに新刊出るから、途中で諦めたのです。


でも、出来る限り、立ち読みはしたよ(;・∀・)
あと、京都の漫画ミュージアムに、わざわざ初期作品読みに行ったよ(;・∀・)
友人、私が読み終えるのを、ダルそうに待ってたよ(;・∀・)


んでその頃の名残か、とにかくいまだに、たまに、
つげさんがご飯ちゃんと食べているか、気になっています。


実は同じ理由で綾辻行人のことも心配してたのですが、あの人の嫁はん、小野不由美。
心配する必要などどこにもねぇ。
なんかいつまでも若いイメージだったけど、もう57歳だって。



まとめ


図書館にも置いてる所があるので、良かったら見てみて下さいませ。
つげさん、文章も書かれていて、「貧困旅行記」は私も読んだのですが、
あれ、つげ義春ファンの為の本じゃないかと思っています。
できれば漫画を読むのがオススメなのです。