過去にじじいしか見ていないブログを3年ばかしやっていたことがあります。
じじいはビブリオマニアでしたので、本の読み方が私とは違っていました。
ここで言うビブリオマニアとは病気のことではなく、読書家・蒐集家という意味合いで捉えて頂ければと思います。
「本ってそうやって読むんだ・・・」とうっすら勉強にはなりましたし、読書の世界が広すぎる事もうっすらと。
広すぎて、私にははかれません。宇宙の大きさが分からないのと似ています。
自称ビブリオマニアをあまり信用しないことにしたのは、じじいに出会ってからです。
小さい図書館の様な蔵書を持つじじいをもってしても、まだまだだそうで、口が裂けてもじじいは、自分が読書家・蒐集家だとは言いませんでした。
というよりそもそも、自分が読書家だとも思っていないようでした。
本を蒐集するのは、じじいにとって当然のことだったのでしょう。
あれは普通にカッコよかった( ´_ゝ`)
信じられない話ですが、じじいは、私が欲しい程度の絶版本は全て持っていたのです。
じじいは金に飽かせて買うことも多かったですが、じじいのクラスになると物心ついた頃から蒐集しておりますので、定価で購入しているケースの方が多かったです。
できれば出版関係のコネがあった方がいいですし、資金力は言うまでもなく、センスも必要な世界なのかもしれません。
じじいしか見ていないブログでは、直接的な言葉を使わず卑猥な話をするというブログを書いていた時期があり、あのブログこそ、一体何の為にやっていたのか、もはや自分でも定かではありません。
まぁ、面白かったからやってたんだけどさ(;・∀・)
じじいは私のブログにエロティシズムを求めていたわけではありません。
じじぃには、もっと凄い官能小説家みたいな女ブロガーがいましたので、私にそんな話を求めてなどいませんでした。
むしろ辟易していたように思いますが、「直接的な言葉を使わずに、いやらしい話がしたい」とじじいに相談したところ、自分の蔵書の隠語辞典からおススメをピックアップしてくれました。
じじいクラスになると、隠語辞典ごとき持っていて当然ではあるのですが、数冊紹介されたのには、さすがに驚きました。
高かったから買ってないけどね(;・∀・)
それ高すぎるっつーと、困ってました。なるべく安いの選んでくれとったから(;・∀・)
じじいしか読者がいないというのに、じじいが嫌がる記事を量産していたのは、嫌がらせでもなんでもありません。
私の頭がとち狂っていただけなのです。
カタカナ使わずに、卑猥な話するのって、今の時代ムズイのよね(;・∀・)
んでそもそも私、卑猥な話、嫌いじゃん。
猥談も好きじゃないじゃん。
でも、やってみたかったのよね(;・∀・)
カタカナ使わずに、そこはかとなくいやらしい話をするというのは案外難しく、頭を悩ませていました。
いやらしすぎても駄目、いやらしくなくても駄目、丁度良い記事を書くのは、本当に難しかったのです。
あくまで上品に、そこはかとなく(;・∀・)
隠微って良い言葉です。隠微って言葉自体、なんかいやらしい感じがしますから。
隠微
表面には現れにくい微妙なこと。隠されていて、かすかにしかうかがえないさま。
ただ、下品な話を上品にしてどうすんだっていうのは、分かります。
中途半端なしょうもない話するぐらいなら、もういっそ、いやらしい話はしない方がイイとも思います。
ゼロか百かのジャンルかもしれません。
でも、あの時の私、若かったから、やってみたかってん(;・∀・)
んで、ちょっと恋愛関係も書いてたから、どうせなら、やってみたかってん(;・∀・)
澁澤龍彦が、エロティシズムのない文章は、気が抜けているとかなんとか書いてるのを見たのがきっかけだったかと思います。
私と言えども言わんとしていることは理解したのです。
んで、すぐに影響を受けてしまうのです、私というやつは(;・∀・)
かと言って、下手な猥談ほどどうしようもねーモノも無いわけで、素人がうかつに手を出すジャンルでもありません。
澁澤は別に、ド素人ブロガーにエロティシズム求めてたわけでもないしね(;・∀・)
それでも、あーでもない、こーでもないと、隠微な感じにしてみたり。
自分で後から読み返すと、結構ヌルいこと書いてるな・・・って時もあったのですが、まぁじじぃも何も言わんかったから、ヨシとしていました(;・∀・)
じじいが推してた女王様ブロガーは、官能小説みたいなブログを運営されてましたが、もの凄く上手かったのです。
どこか上品なのです。上品成分少な目だったけど、突き抜けてたから、凄いなぁと思っていました。
私、官能小説苦手だから、2記事ぐらいしか読めなかったけど(;・∀・)
女性って、いやらしい話、嫌いな人はスゴク嫌いじゃん。
私も嫌いなのよ。
事細かに喋りまくる女がいますが、生々しいというか。どうかしてると思っています。
隠微じゃないじゃん。
隠微な所に、エロティシズムってあるんじゃないのと思っているのです。
「生々しいから、直接的な言葉使うのやめて。あんたそれ、セクハラやで」と言っても、職場の元ヤンあたりは、私にいやらしい話をしてくるのです。
お決まりの、「アンタ、カマトトぶんなや」とか言われるんですが、カマトトぶるとかいう話ではないのです。ホントに、元ヤンのそういう話、嫌なのよ(´・ω・`)
ド底辺会社の為、まぁ、下世話な話が多いです。
下世話な話好きだけど、性事情は、勘弁して欲しいのよね(´・ω・`)
(´-`).。oO(敵は同性にあり。オッサンの方が案外、セクハラ発言してこない。)