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「わぁスゴイ」と思って、図書館でも借りた「予告された殺人の記録」です。著者は、ノーベル文学賞作家ガルシア・マルケスさんです。
Amazon見たら、ページ数は158ページとなっています。
なにせ短い。すぐ読める。でも凄い・・・っていう小説だよ。
本作品、とっても面白いので以前に持っていたのですが、色々あった時に捨ててしまっています。薄いから置いておけば良かったな(´・_・`)
本作品はタイトル通りのお話です。サンティアゴ・ナサールがなぜ殺されたのか?を紐解いていく小説です。様々な偶然や勘違いが重なり、殺害されてしまいます。
私は読後、狐につままれたような感覚になったんだけど、その感想が正解なのかどうかは分かりません。
何が凄いかもちょっとよく分かんないんだけど、映像化が難しいのが分かるというか、小説がベストな表現方法だっていうのが、読んだら私なんかでもなんとなく分かります。
うろ覚えですが、三島由紀夫が「雨月物語」を、これが小説だ・・・というようなことを仰っている文章をどっかで読んだのですが、私は難しいことが分からないので、小説というものがよく分からないんですね。
世の中にはいっぱい小説ってあるじゃんか。その中で小説の表現方法としての良さがあるもの、小説でなければ駄目なものって、一体どれなんだろう?全部がそうだとも思えるし、そうではないものもありそうな気もするし(・・?
「予告された殺人の記録」は、小説だと思ったのよ。小説以外の表現方法も無いように思ったんですね。これも感想が正解かどうかは分かりません。
ご著書の中では・・・というより、ラテンアメリカ文学と言えば、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」が一番有名だと思っていますが、日本では焼酎の名前になっていますね。
私は「百年の孤独」を読んでいないのよ。だもんで、「予告された殺人の記録」を更新する訳にもいかない・・・と思っていたのですが、これ、短くて面白いから、オススメなんです(´・_・`)
本書はガルシア・マルケスご自身もお気に入りの一冊です。あとがきに書いてありました(・・;)
以下は、ちょっと補足だよ。
マジックリアリズム、魔術的リアリズムとは・・・
日常にあるものが日常にないものと融合した作品に対して使われる芸術表現技法で、主に小説や美術に見られる。
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魔術的リアリズム ──メランコリーの芸術 (ちくま学芸文庫) 新品価格 |
種村季弘が「魔術的リアリズム」という本を出されていますが、こちらは画家について書かれたものです。芸術家についても全く分からず、難しそうで読んでいませんが、「魔術的リアリズム」について知りたくなったら読んでみようかと思っています(・・;)
ガルシア・マルケスは、マジックリアリズムという技法で有名なのですが、ラテンアメリカ文学と言えば、この方とボルヘスぐらいしか知りません。いつかちゃんと読みたいとは思っていますが、もう40歳を超えてしまったよ(・・;)
みんなも良かったら読んでみてね°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
掲示板の返信だよ
さて昨日?一昨日?、私のブログでブログを書いてくれている先生から、掲示板に質問が入っていました。
うめちゃんはこういうエンターテイメント系の本とか読まへんのかな?ただの娯楽としての本。
質問の意味が、ちょっとよく分からなかったので、変な返信をしてしまった気がするのですが、もしかして私が、何かの勉強の為に本を読んでいると思っておられるのでしょうか(・・?
エンターテイメント系の本・・・と言われると、私の中で「ハリポタ」ぐらいしか思い浮かばなかったんだけど、もしかしてハリポタってエンタメ系ではないんじゃないの?あれって私、もともとは、イギリスでむちゃくちゃ売れてる児童書だと思って読んでいたんです。
帯に「エンタメ小説の最高峰」とか書かれた本は、私、読んだ事がないから、どれがエンタメでどれがエンタメじゃないか分かんないのですが、読んでいるかどうか、自分でも分かりません。一般的な「エンタメ小説」の定義が分かんないんです。
私は自分の娯楽の為に本を読んでいますから、私が読んでいる本は、全部エンタメと言えば全部エンタメの気がしたんだけど、そういうことではないんですよね。えっ、そういうことなの(・・?
そう言われてみれば、ガルシア・マルケスはエンタメ小説ではない気がするよ(・・;)
すっごく面白いから、「予告された殺人の記録」も、私は娯楽として読んでいるのですが、なんだか誰かに怒られそうな気がするから、誰にも言ったことがありません。
先生、伊藤計劃って読んだ?伊藤計劃ってエンタメで合ってます?あれってハイテクだし、エンタメっぽい気がするんだけども(;´Д`)
生まれてこの方、勉強の為に本を読んだことがなく、いやまぁ学校の勉強は別としてだけど、私が読む本は全部、自分の娯楽の為なのですが、私の本の読み方が間違っている・・・とかそういうお話?
私、系統立てて本を読んだことなんてないんだけども。だから、世の中の大人が絶対に読んでるような本も読んでないじゃん( ; _ ; )
たぶんそういうことを仰ってるんではないと思うんだけど、もし何かあったら教えてね。
他の人が、何を考えて本を読むのかなんて、私、知らないのよ。自分が読みたいから読んでいるだけだもの(・・;)
強いて言えば読書は、知的好奇心を満たしてくれるとは思っているんだけど、知的好奇心を満たさなくても、読みたきゃ読んでいます。ホラーが好きなんですけど、ホラーって娯楽じゃん。ユーモア小説も好きですよ。
んで私が先生にした質問って、知的好奇心なんです。私、知りたいから聞いてるんだけど、あなた忙しそうだから、答えなくても大丈夫だよ(・・;)
なんとなく他の人は、本から得るものがたくさんあってイイなぁ・・・とは思ったりするんだけど、私は、そんなに得る物も無いのよ。ちゃんと理解していないんだと思っているよ。
私、リアルで誰とも本の話なんてしないから、ブログで「面白かった」とか「これ読んだ」ってことを書いているよ。
そもそも誰も、自分が読んだ本のことなんて聞いてくれないからブログに書いているのね。本を読み終えて面白かったとしても、周囲には「面白かったー」ぐらいしか言わないんだけど、何が面白かったのか、ちょっと言いたい時ってあるじゃんか。
私の読書ブログって、アクセス数がさらに激減だから、あんまり更新する意味がないと思ってるかもしれないんだけど、でも読んだ本のことって忘れるから、更新しておいたら、後日自分で振り返れて良いと思うよ。読書ブログを更新する最大のメリットがこれだと思っているよ。
掲示板ってアクセス数が1日1とかだから、先生が紹介してくれてた本のこと、それをそっくりそのままブログに更新したらイイのに・・・と思ったんだけど、それは駄目なの?
写真が綺麗な人って、ほぼ感想いらないと思うんだけども。言いたい場合は別として。
本当に先生って分からないことだらけだよー。今日も仕事?私も今から仕事だよ。じゃあね(´-`)
(´-`).。oO(読書ブログでは自分の感想を書いていますが、間違っていたらすみません(・・;)