暇人なので、読書をしたりするのですが、考えることが特にない日は1日中作家のことをボーっと考えたりします。
昨日は、「椿實」のことをチラと書いたので、椿實について考えていました。
つばきみのるさんです。
「全作品」という本を出されていますが、この「全作品」、本編前、本の内部に小冊子のような付録のようなものがくっ付いています。
この小冊子に太宰の寸評が掲載されているのですが、椿實の本なのに、椿實のことが書かれてあるのではありませんでした。
なんでも太宰いわく、天才は2人いるんですって。1人は尾崎翠、もう1人が、とても有名な男性作家ですが、私、この男性作家をどうしても思い出せません。
名前を聞いたら、あ、それそれ。ってなるかもしれませんが、ならないかもしれません。
個人的な感覚で言えば、室生犀星とかあのチームじゃないかと思っています。
チームというか、私が一切読んでいない作家たちです( ´_ゝ`)
つまり、純文学系と言えば良いのか、グロホラーを書かない系と言えば良いのか。
んでこの話、「太宰 天才 二人」とかでググれば答えが出そうな気もするんですが、ググりません。
もう10年以上思い出すと気になっているのですが、ググりません。
また「全作品」を図書館で借りてみっか・・・と思うんですが、借りて読むよりググった方が早いのに、ググりません。
私が考えた所で答えは出ませんが、もう長らく疑問に思っているので、疑問を解決するのはどうなんだろう・・・と思っているのです。
「あ、なんだ、その人か・・・(´・ω・`)」となるのも嫌な気がします。
勿体ないとかでもないのですが、考えることが無い時に、「誰だろな・・・?」と考えたいので、やっぱり今日もググりません。
疑問をそのままにしておくことってあると思うのですが、友人から、「気にならんの?」と言われたりします。
「ダヴィンチ・コード」読まれましたでしょうか?文庫でたしか3巻の長編です。
とても面白い。「うわーおもしれー」と思いながらぐいぐい読みました。
でも私、あれの最後50ページを読んでいないのです。
結末を読むのが勿体ないのかな?物語が終わるのが嫌なのかな?
・・・と考えた時もありましたが、どうも違うようです。
「ダヴィンチ・コード」の場合は、急速に結末がどうでも良くなった・・・気がするんですが、なんで急にどうでも良くなるのかも不思議です。
面白くても面白くなくても、結末を読まないことがあります。
ただ、この場合、疑問をそのままにしておくって感じでもありません。
最後どうなったのかってのが全く気にならないですから。
太宰が言った2人の天才は、できれば解決したい疑問なのですが今すぐ解決しなくても良い感じ。興味がある疑問です。
興味がない疑問って、疑問になりえない・・・気もしますが、できれば結末はちゃんと読んだ方が良いとは思っていて、「ダヴィンチ・コード」の結末は、友人に説明してもらいました。「へーー!最後そうなるんや。」とか何とか言ったところ、「何で最後読まんの?」って言われたのです。
生きていると、興味がある疑問と、興味が薄い疑問があります。
「そんな事が気になるの?」って、誰かを見てたら思いますが、向こうも私を見てそう思っているのかもしれません。
椿實の「全作品」は、解説が中井英夫なのですが、中井英夫が口説いても、「全作品」収録作以外は世に出さない・・・とご本人が言っていたそうなのですが、つい最近、新刊が出ていて、これも結構気になっています。
「全作品」以外は出さぬと言っていたのに、新刊が出ているのはどうして(・・?
わて、色んな想像しちゃうけども( ´_ゝ`)
ここでぶつくさ言うより、図書館に行けよの話なのですが、たぶんもうしばらく一人で勝手に気にしていると思います。
(´-`).。oO(答えが知りたいような、知りたくないような・・・)