職場に、事あるごとに「うめちゃん、どうしよー!!」と叫ぶ、年配女性がいます。
どうしようも何も、私に何とかしてくれと、言っているのです。
いやいや・・・
私が今、それを何とかしたら、YOUは今から何をするんですか・・・って話なのですが、
私は、どうもこの人に泣きつかれると、自分の作業を中断してまで隣に出向いていって、
様子をみています。横に私がいると思うと安心するようです。
この人のことを心の中で、のび太と呼んでいますが、
漫画ののび太よりもずる賢く、漫画ののび太よりも生意気です。
うめ子の作業はうめ子の作業、のび太の作業もうめ子の作業、
ジャイアニズムも持ち合わせている、嫌なのび太です。
昨日も例によって例のごとく・・・
「うめちゃーん!これ、やってー!!」と、のび太が叫びました。
叫ぶという程の声量ではありませんが、なにせのび太がそう言いだしました。
私は昨日、少し忙しかったのです。
職場で、私しかやらない作業をやっていましたので、
他の人たちは私に気を遣って、私に他の作業を割り振るという事はありませんでした。
(小学生でもできる作業ですが、他の人は何故か難しいと誤解している作業です)
・・・・・見えてないのか?私が作業中だという事が・・・??
そんなハズありません。
そんなに広い職場ではありません。
現に他の人は、私に話しかけることすら遠慮してくれています。
ちょうどその時私は、他の人と話していたこともあり、聞こえないフリをしました。
「うめちゃーん!」・・・・・無視
「うめちゃん、これできなーい!!」・・・・・無視
「・・・・・・」・・・・・
私の心が折れるかと思いました。
何故なら私は、のび太が好きだからです。
のび太の横に出向いてもいいけど、でも、それをやってしまうと、
私の作業が遅くなってしまいます。
のび太の作業を二人でやって、私の作業を私一人でやる・・・
どう考えても、時間のロスですし、非効率的です。
他の人との話を続けながら、どうしようと頭の中で考えつつ、
私がのび太を遠目で見ていると、のび太は、一人で作業を開始しました。
・・・できるんじゃん!!
のび太が一人でもできる事は分かっていたけど、
実際、私が横に行かなくてもできるという事実を目の当たりにして、私は少し賢くなりました。
これから、2回に1回は、聞こえないフリをしよう。
その方が会社の為、ひいては私の為です。
のび太が私の作業手伝ってくれるんなら、いくらだってのび太の作業手伝うんだけどなぁ・・・
何回言っても嫌だって言うんですよ。
ホント嫌なのび太さん。
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ハハー _○/|_ 土下座