40代底辺女の貧困生活

月給15万で・・・貯金ナシ、年金ほぼナシ、資産ナシの母親を養っています。ボロ賃貸暮らし。2019年給料が上がり月給18~20万前後になりました。

間借りしているオッサンのブログ 前に進めないオッサンの グダグダ放浪記

おそろしき採血

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血液検査の時って、当然、採血ありますやんか。

 

腕を台にのせて、ギュッと手を握って、二の腕をチューブでしばられる。看護師さんが血管を探し、アルコール消毒して血管に針を刺すと、すーっと血が容器に吸い込まれていくじゃんか。

 

これまで、この一連の流れに何の疑問も感じたことはありません。どの看護師さんにやってもらっても、ずっと同じ流れ。最初に針を刺す時だけはチクッとするけど、採血が嫌だとか思ったことがない。痛くもかゆくもないもんだ・・・と思っていたのです。

 

健康診断の時に、久しぶりに採血がありまして、まぁ私、痛くもかゆくも無いですから、いつも通り、ジッと自分の腕に針が刺されて行くのを見ていたのです。

 

針が刺されるのを見るのはちょっと嫌だけど、見ていたのです。

 

んで私の腕は、血管がよく見える・・・と自分で思っているのですが、台に乗せた自分の腕を見ると、血管がよう見えとった。しかも血管が太い気がする。なんとなく私は、採血しやすいタイプの人間だと自負していたのです。

 

 

看 「ちょっとチクッとしますよ~」

 

私 「(ヒィィィィィ・・・・)」

 

 

採血は痛くもかゆくも無いもんだと理解していますが、毎回毎回、針を刺される瞬間は、ヒィィィィィィィ・・・となります。

 

声に出して構わないのなら、声に出したい所ですが、看護師さんを驚かせてしまうので、「ヒィィィィィィィ。・゚・(ノД`)・゚・。」などと、言ったことがありません。

 

むしろ、平然とした顔をしています。

 

え、なにか?ってな顔をしています。

 

大人の判断をしている私です。水星人プラスだから。わて。

 

 

針をぶっ刺された瞬間、看護師さんの手を見ると、いつもならすぐさま容器に血がたまって行くのが見えますが、何故だかその日、容器が空っぽでした。腕に針が刺さっているのに、血が容器にたまらない状態。全然血が流れていきませんでした。

 

私 「・・・・・・・・・・?」

 

看 「・・・うーん、ちょっとごめんなさいねー」 

 

この時、看護師さんが何言っていたのか記憶にないけど、たしか「ごめんなさいねー」とか、そんなようなことを言っていました。

 

 

針で血管グリグリ・・・

 

 

私、心の中で絶叫。ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

 

このアマ、なにしてくれてんねん・・・

 

あなたのそのベテラン然とした風貌、見掛け倒しにも程がありますけど!!

 

 

看 「ごめんなさいね・・・」

 

私 「大丈夫です」

 

でもわて大人なので、ひたすら平然とした顔で、「全然大丈夫です」を繰り返しました。痛さと恐ろしさで、ボキャブラリーがいつも以上に貧困です。

 

「大丈夫です」以外に、言葉が浮かんで来ませんでしたが、私は当然、全然大丈夫ではありませんでした。

 

大人というものは、大丈夫でなくても大丈夫と言うものなのです。ここでブチギレる大人がいたら見てみたいものです。1000%、私とは合わない人種です。

 

 

針は、さらに私の血管の奥までぶっ刺されて行きました。

 

こんなに奥まで針が入って行っているのに、容器の中は空っぽのまんまです。

 

ちょっと擦りむいただけでも血が大量に出たりするのに、謎でしかありません。

 

何故だかこの時、ベジータの顔・・・というより、R藤本の顔が頭に浮かびましたが、今、考えてみると、「早く人間になりたい」でお馴染み、妖怪人間ベムベラベロの間違いでした。思い浮かび間違いに、たった今気付きました。R藤本が好きすぎて、思い浮かび間違いをしてしまいました。

 

私、血が無い・・・人造人間なんだ・・・などと一瞬思いましたが、どうやらこの時の私は、R藤本とドラゴンボールと妖怪人間が混同していたようです。それほどのパニックだったのですが、ほんの一瞬です。本当にそれどころではありませんから。

 

私、空っぽの容器、ガン見。

 

なおも看護師さんは、ごちゃごちゃ何かを言っていましたが、私、聞いちゃいねぇ。もう、血のことしか考えられなくなっていました。

 

 

うぅぅぅ・・・一回抜いて欲しい・・・角度を変えて入れ直して欲しい・・・

 

オバハンのブログで最も見たくない文字列ですが、本当にそう思ったので致し方ありません。一回抜こうよ・・・そこからは血、出ないって・・・と思っていました。

 

血が出ない場所があるなど、もう本当に謎でしかありません。

 

深く深くぶっ刺されていたのに、全く血が出なかったのです。適当に掘っていっても、油田とか温泉なんて見つからないんじゃねーの?血も、同じなんじゃねーの?なんかそんな気がしたわ。私。

 

何故だか、看護師さんは針を抜こうとしません。そういうもんなのかな。思い切って、ぶっ刺したままの針の角度を思いっきり変えた(と思われる)瞬間、血が容器に貯まって行くのが見えました。

 

 

ふぅ、やれやれ・・・(´・ω・`)

 

看護師さんも、やれやれってな感じ。

 

「すみません・・・腕、青くなるかも・・・」などと言われましたが、私、ダメージがでかすぎたので、語彙が貧困なまんまです。10数回目の「全然大丈夫です」を何ともない顔で言って、絆創膏を貼ってもらいました。

 

 

翌日、腕を見てみると、青くなっている上に、うっすら痛い。

 

採血のイメージが変わりました。

 

採血は、グリグリされて痛いもの・・・というイメージに書き換えられました。

 

 

(´-`).。oO(もう二度と血液検査なんてしたくありません。すっごくコワいし痛いもの°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°