詩って読みますか?
私は、ほぼ読みませんよ。
読んでも意味わかんないこと多いですしね。
短すぎて作者の言いたい事もわかなんないこと多いですしね。
ただ、何か洒落てんなぁとは思ってるんです。詩。
「私、詩をたしなんでます」って、ちょっとカッコイイなと思っています。
詩をほとんど読まない私ですが、春になると、思い出すものがありますので、
ちょっと紹介してみようかと思います。
詩を。
なんとなく、詩を紹介するというだけで、
私のブログが知的かつハイセンスになった気がします。
気のせい・・・でしょうか・・・
気のせいです。
春の朝 ロバアト・ブラウニング
時は春、
日は朝(あした)、
朝(あした)は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。
春になると、上田敏の訳詩、ブラウニングの「春の朝」を思い出すので、
青空文庫からお借りしたんですけど、良いのかな・・・。
「朝」を「あした」って読むんですよ。
私、そんなこと知らなかったもので、
この詩読んだ時に、衝撃を受けたのです。
すぐ衝撃を受けます。私。
朝って、あしたって読むんやでー!!
って誰かに言いたい言いたがり。
上田敏は、一番有名な?カール・ブッセの「山のあなた」も、好きです。
記憶力ない私が珍しく、暗唱できます。
覚えているんです。私が。珍しく。
・・・っていっても、短いんですけど。
どういう意味か分かんないんですけど、なんかイイんですよ。七五調のリズムが。
山のあなた カアル・ブッセ
山のあなたの空遠く
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
私、金子みすゞの「大漁」も覚えているんです。
凄い発想力なんですよ。みすゞ。
これも衝撃を受けましたよ。すぐ衝撃受けるんです。
短い詩の中で、大漁にとれたイワシについて、イワシ目線でズバリ言ってるんです。
この人、凄い人です。まぁそりゃそうですけど。
あとついでに・・・。
尾崎翠っていう「素敵な小説を書く」作家がいらっしゃって、
これ、林芙美子が言ったんですけど、
本当に素敵な小説なんです。「こおろぎ嬢」とか。
面白い面白くないは別にして、ホント素敵なんですよ。たまに思い出すぐらい素敵。
でも私、阿佐田哲也が好きなぐらいですから、好きではないんですけど、
・・・・・いえ、残念ながら私の読書力では理解できないと言った方がいいのかな。
この人にも私、衝撃を受けたんです。
詩とか短歌とか、ほとんど読まないのですが、
気が向いたら、塚本邦雄の短歌はちゃんと読んでみたいとは思っています。面白いです。
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ハハー _○/|_ 土下座