オッサンで先生の僕です。
大阪ではここ最近暖かかったのですが、2~3日ぶりに暖房を入れました。今日はちょっと寒い・・・
さて、なんか、うめちゃんとの交換日記みたいな様相を呈してきておりますが、また返信が長くなりそうなのでブログとして更新してみたいと思います。
みなさまにおかれましては全く興味がないことやも知れませぬが、もしお時間がございましたらお付き合い下さいませ。
ことの始まりは、このブログに設置している「読んだ本次に読む本オススメ本」という掲示板に、何の気なしに僕が書き込んだのが端緒となります。
つらつらと用件を書き、最後に「うめちゃんはこういうエンターテイメント系の本とか読まへんのかな?ただの娯楽としての本。」と、僕は質問をして終えたのです。
それに対してうめちゃんから「質問の意味が分からない」というような反応を、掲示板の返信とブログで頂いたのです。
最初にその反応を見たとき僕は「なぜそのような質問をするのか」が分からないのかなと思ったんです。なぜそのような質問をするのか、と問われても、世間話をするのに意味なんてないんだけども、、、と思ったのです。
しかし返信とブログを読んでみるとそうではなくて、そもそも、エンターテインメントとしての本とか娯楽としての本という概念に対して、意味が分からない、ということだったんです。(合ってる?w)
そして、僕が言う「エンターテインメントとしての本とか娯楽としての本」の対義として「勉強のために読む本」を想定されたようなのです。(合ってる?w)
そのような反応を受けて、「いやいや、そういうことじゃないよ」とすぐに返信なりコメントなりをしようと思ったのですが、改めて考えてみると思ったよりも難しい問題だなと思い、こうしてブログとして更新しようと思った次第です。
まず最初に訂正させて頂くと今回の場合、エンターテインメントや娯楽としての本に対して、勉強のために読む本、という区別をしたわけではありません。
ではどういうことなのか、どういう区別をしているのか、あえて「エンターテインメントとしての本とか娯楽としての本」と言うからには、そうではない本もあるということになります、僕の中ではあるのですが、ではそれはどういう本なのか、それを説明しようとして、あれ?と立ち止まってしまったのです。
僕の中では当たり前のように「娯楽としての本」と「そうではない本」に分かれているのですが、改めて明確かつ客観的にそれを説明するのは難しいと気づいたのです。
いちおう辞書的な意味で言うと「娯楽小説・大衆文学」と「純文学」に分かれます。ウィキペディアを引用しておきます。
大衆小説(たいしゅうしょうせつ)、大衆文学(たいしゅうぶんがく)は、純文学に対して「芸術性」よりも通俗的で「娯楽性」に重きを置いている小説の総称で、時代物(現代物は通俗小説という)を指す。ただし、時代や論者によって、便宜上その語が意味するものが異なり、双方の区別なく「大衆文学」「大衆小説」と呼ばれることも多い。さらに今日では推理小説(探偵小説)やSF小説などを含めることも多く、その意味では「娯楽小説」「エンターテインメント小説」も同義語である。なお、純文学と大衆文学は必ずしも対極に位置するものと定義されているわけではなく、両立可能であるとする説もある。
文末で書かれているように、それらは対義ではなく両立可能なので、分けるのはナンセンスなのだと思います。娯楽小説や大衆文学やエンターテインメント小説に芸術性を見い出す読者もいれば、純文学とされているものを娯楽として読む人もいると思います。
ここからは僕個人のただの想像とか思い込みになると思いますので、この丁寧な言葉を止めて口語に変えますね、その方が書きやすいし、カオスっぷりが伝わると思うからさw
なんか自分の中では普通に区別してたけど、説明すんの難しいなw、それでいろいろと考えてみたんやけど、結局答えは出てない、でも、なんとなくでも伝わったらいいなと思って書いてみるよ。
ます最初は、書き手の著者がその本をどういう風に書いてるかっていう区別があるかもしれん。読み手がそれをただの娯楽小説と受け取るか文学として受け取るかは別として、書き手にその区別があれば、そうなのねって思える。これは娯楽小説として書きましたって言われたら、はい分かりましたってなる。
夏目漱石とか森鴎外とか太宰治とか芥川龍之介とかさ、一緒くたにしていいか分からんけど、僕はなんとなく娯楽小説ではないと思うんよ。でも夏目漱石をいたこで憑依させて聞いたら「いや、娯楽として書いたで」って言うかもしれんやん?w
ウィキペディア見てたら「日本の主な純文学賞」に「織田作之助賞」ってのがあんねんな、知らんかったけど、だから、一般的には織田作之助は娯楽小説ではないって言えるんかも知れん。
そういう意味では、うめちゃんが織田作読んでるってことは、娯楽本じゃない純文学としての本を読んでるとも言える。
でもうめちゃんは、自分が読みたいと思ってる本を読んでるだけやし、そういうのは自分にとっては全て娯楽やって言うんなら、織田作の本はうめちゃんにとっては娯楽本になる。ここが難しいところよな、ここが、誤解を招いた最大のポイントやと思う。
最大のポイントやし、それは解決うんぬんの話じゃなくて、そういうもんやし、僕の中の区別も同じようなもんやと思う、ただ、たぶん、僕の中の区別は辞書的な意味での区別の色合いがうめちゃんより少しだけ強いんかな?ってぐらい。
このあたりの感覚は、もしかしたら筒井康隆の影響があるかも知れん。筒井康隆、好き過ぎてほぼ全部読んでるんやけど、筒井康隆がそういう区別をしてたような気がすんねん。自身の作品も、娯楽作品と文学作品で書き分けてたような気がする。その感覚に引きずられた感じで、僕の区別の感覚も生まれてるかも知れん。
ここまででさ、どれぐらい伝わってる???、僕の伝達力のなさのせいで、なんか重要なポイントを伝えきれてない気がして怖い、根本的になんか忘れてる気がする、伝わってなかったらごめん。。。
その伝わってなさを補うために、何個か例を書くわ。なんとなくでも伝わったらいいなと思って書くわ。
映画とかも区別がある気がすんねん。キョンシーの映画とさ、ジャン=リュック・ゴダールの映画ってさ、同じ映画やけど別もんな気がせーへん?キョンシーの映画は娯楽映画、ゴダールの映画は芸術って感じがせーへん?
若い人、キョンシーって知ってるん??wwww
じゃあ別ので言うと、踊る大捜査線the movieは娯楽映画、それも古いかww、なんやろう、最近の映画知らんから例えを出せへんわw
東野圭吾の「容疑者Xの献身」って映画になってるけど、これも娯楽映画やと思う、シリアスやから判断分かれるかも知れんけど、僕の中では娯楽。本も読んだけど娯楽やと思う、もしかしたら福山雅治のイメージで娯楽感あるだけかも知れんけど。
あれかな、その媒体にもよるんかな。映画ってそもそも娯楽始まりやと思うねん、チャップリンとかさ、だから、小説が映画になるとどっちにしろ娯楽寄りになるんかもしれん。漫画とかもそもそも娯楽やもんな、だから、つげ義春の後期の漫画みたいな、娯楽じゃない漫画ってあんまりないんかも。あったとしてももう必要とされてないんかもな、ガロみたいな雑誌ってもうないし。
そう言えば映画の「エクソシスト」ってあるやん。あれって僕の中では芸術なんよね、ホラーは娯楽要素強いけど、僕はホラーとして見てないんよ、エクソシストは芸術やであれは。何回も見た。
宮部みゆきとか山崎豊子とかどうなんやろう。文学寄りの娯楽かな。阿部和重とか吉田修一とかはなんとなく文学な気がする。京極夏彦は娯楽かな。
ここまでグダグダ書いてきたけどさ、いったん、全部忘れてもらっていい?ww
いったん全部なしにして、もう1つの区別のつけかたを思いついたんやけど、例えば、暇つぶしに読む本と、暇じゃなくても読みたい本、ってない?
暇なときに暇をつぶすために読む本を娯楽本として、時間を作ってまで読む本は娯楽じゃない本。どう?この区別どう?微妙かな。それで言うと京極夏彦の本とかさ、あんな分厚いのを何冊も読む暇なんてそもそもないんやから、時間を作って読んでるってことになるわけで、ということは京極夏彦の本は娯楽じゃないとも言えてしまう。
じゃあ、こういうのはどう?人間とは、みたいなのを追求しようとしてる本は娯楽本じゃないっていう区別。これけっこう使えない?夏目漱石とか芥川龍之介とか、人間とは何か、人間の本質とは何かを読み手に突きつけてくる感じするやん、そういうのは娯楽じゃないっていう区別。それで言うと、江戸川乱歩とか坂口安吾とかは、人間の負の一面を露呈させるような感じあるから、娯楽じゃないって言える。でも、乱歩とか娯楽で読めてしまったりもできるよな。寺山修司とかどうやろ、芸術な気がするから、娯楽じゃないかな、いや、これも難しいな。
最終的に、自分が思い入れがあるかどうか、思い入れも何もないし読まんでもいいけどとりあえず何か読みたいな、活字を消化したいな、みたいな時に読む本は娯楽本、っていう感じでもいいかも知れん。
あとは、ちょっと違う例えでお茶を濁していい?w
パンあるやん。うめちゃんが好きなパン。パンも、パン屋さんのパンと、スーパーのパン売り場にある袋に入ったヤマザキとかのパンと、同じパンでも違う感じしない?
お菓子も、洋菓子店でパティシエが作った焼き菓子と、カルビーのポテチとは、同じお菓子でも別物の感じしない?
今言った例はさ、値段が違うから別物感あるけど、もし同じ値段やったとしても区別できる気がすんねん。好き嫌いじゃなくてやで、だってスーパーで売ってるヤマザキのカレーパン、100円とかやけど美味しいもんw、でも、パン屋さんのパンとは違うって区別すると思う、僕は。
うめちゃんはどう?ルート271のパンとスーパーのパンって、パンはパンやから同じもんやんって思う?区別する?
どん兵衛と、本場香川の讃岐うどんと、同じうどんって思う?別物って思う?
そんな感じなんよ、僕の中で!w
知らんがなwwww
って話やんな、ごめん♪
はい。
もうこれ以上ない、出し切ったw
なんとなくでも伝わったかなぁ~、伝わってなかったとしても、生きる上で確実に必要ないから気にせんといてな、僕も気にせんとくから、忘却の彼方に葬ろう。
でも死ぬときにちょっとだけ思い出してな、あれって、どういうことやったんやろう?って。じゃないと、こんだけ書いて何も伝わらんかったら、僕が可哀そうやん!
(;´Д`)
追伸
掲示板の最後に書いてた「ちなみにどうやって次に読む本を決めるん?」って質問やけど、僕は行き当たりばったりやで。ネットとかみてて気になったり、何かの関連で読んでみたくなったり、彼氏が持ってきたり。スケジュールとか全然ない。読まんでもいい。でもだいたいなんか読んでるし、読むもんなかったら前に読んだやつもう一回読んだりしてるw
※ちなみに、冒頭に貼った写真の本棚、6000円ぐらいの安いやつを買って自分で内側に色を塗って雰囲気出してみたやつ。黒板みたいな色を100均の塗料を混ぜて作って塗ったよ、いい感じじゃない?自慢です。
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