40代底辺女の貧困生活

月給15万で・・・貯金ナシ、年金ほぼナシ、資産ナシの母親を養っています。ボロ賃貸暮らし。2019年給料が上がり月給18~20万前後になりました。

間借りしているオッサンのブログ 前に進めないオッサンの グダグダ放浪記

「アクロイド殺し」トリックの前例、2作品

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私のブログの読書の更新は、通常の更新より1/3のアクセス数になったりするのですが、とりあえず更新してみたいと思います。
その記事単体のアクセス数が、1/3なのよ(;・∀・)




アクセス数のない記事はゴミだから更新するべきでないって、意識高い人が言ってて、私もその通りだと思うんです。
でも、よく考えりゃ私、意識高いブロガーに憧れる、意識低いブロガーだったわ(;・∀・)




もう、お付き合いくださいませと、お決まりの文句を言うことはできませぬ。
いつも以上に中身のない、どうでも良い話ですが、更新してみたいと思います(;・∀・)






私、図書館で借りた都筑道夫「黄色い部屋はいかに改装されたか?」を引き続き熟読中です。
いやぁ、参考になるわぁ。
めっちゃ、参考になるわぁ( ;∀;)




本格推理小説の評論なのですが、なんとなーく分かっていた様なこととか、全く理解していなかったこととか、文章にしてくれていると、理解が深まります。
本格推理小説マニアであり、本格推理作家でもある都筑道夫が言うことなので、当然説得力もあります。




これは購入したい本だなぁと思いましたが、英米の古典ミステリ中心に、作家、作品を実例を挙げて評論しているので、「んん?なんだそれは?」とどうしても気になっちゃうのね。聞いたことも無いような作家がたくさん出てくるもので・・・。
知らない作家が出てきた所で、私、その知らない作家、読まないと思うので、別に買わなくてもイイか・・・とも思ってます。




んで、読んでる作家も出てきますが、すっかり忘れてるんですね。
恐らく、クイーンやヴァンダイン辺りなんて読んでる方も多いのかな?と思いますが、どんなんか覚えてます?
私、クリスティの「アクロイド殺し」は、20代で読み返しているので、かろうじて覚えてますが、いや、それでも記憶が危ういですね(;・∀・)




都筑道夫も、犯人覚えてても、細かい所を忘れたりするらしく、古典作品を一通り読み返してからこの評論を書いたようですが、知識量も読書量もスゴイのです。
私、読んでたとしても、探偵役もワトスン役も、犯人すら、覚えてないもの(;・∀・)




何かを評論する上での、評論の在り方・注意なんかも書いていて、○○という人が××で書いてる評論は間違っている・・・とか、理解していない・・・とか、実名で書いています。
間違っているっていう書き方ではないですが、有名作家だと、筒井康隆が言っている○○については、他に△△というのがある・・・なんてのも書いてあったり。




評論に関してではなく、作家の作品に関して言えば、私、斎藤栄が嫌いじゃないのですが、文句?言われてました(;・∀・)
「あ、斎藤栄アカンねや・・・」とちょっと面白かった私です。




鮎川哲也?えっと誰だっけ?有名な人・・・も、こういう推理小説の評論を書いてたような・・・?合わせて読みたいんですが、作家名が思い出せぬ私です(;・∀・)




さて本題です(;・∀・)
今日は、「黄色い部屋…」で気になった作品の紹介です。




クリスティの「アクロイド殺し」も、恐らく読んでいる人も多い・・・と思いますが、
「アクロイド殺し」が発表された当時、このトリックに前例が見つかったとかで、話題になったようなのです。
私、これはたしか乱歩のあとがきとか、他の探偵作家のあとがきで読んだと思うのですが、その前例の1作品が、ドゥーゼ「スミルノ博士の日記」です。




ちょっと補足
都筑道夫は「黄色い部屋…」の中で、本格推理小説に必要だと言われるトリックの独創性とは、トリックの使い方の独創性と解釈すべきと言っています。
どんなトリックでも丹念に探せば前例が見つかるし、トリックは、最初にそのトリックを発表した人がいても、そのうちそれがパターンになるって。
2作品目だけが叩かれるかもしれませんが、それにしたって、1作目を超えれば誰も文句など言わないと。密室だのダイイングメッセージだののトリック、今さら誰かが使ったとしても、盗作だなんて言われませんものね。




「アクロイド殺し」のトリックの前例に話を戻しまして、私、「アクロイド殺し」の前例をどうしても読んでみたくて、「スミルノ博士の日記」は昔読んでみました。




トリックなんて、前例があるものだから、前例があるという理由だけで、「アクロイド殺し」が駄作だって人は1人もいないと思いますが、私、野次馬根性丸出しの為、どんなもんか読んでみたかったのです(;・∀・)




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チェーホフ「狩場の悲劇」と、ドゥーゼ「スミルノ博士の日記」の2本立て。
チェーホフの推理小説ってのも珍しい気がする、なんとも面白い1冊です。装丁も良かった。
ドゥーゼ「スミルノ博士の日記」は小酒井不木も訳していますので、小酒井不木全集にも収録されています。
「世界推理小説大系」では別の人が訳しています。




クリスティの「アクロイド殺し」より先に、このトリックを使っていたと言われているのに、圧倒的に知名度が低いことからも、内容は推して知るべし・・・と言いますか(;・∀・)
私には良さが分からんのよね。残念ながら。
まぁ、こういうのって、読むのが嬉しいみたいなトコありますし(;・∀・)
私、ホント、野次馬だからなぁ(;・∀・)




んで私、都筑道夫を読むまで、この「スミルノ博士の日記」が、唯一の前例だと思っていたのですが、どうも、前例は2作品あるそうなのです。
そのもう1作が、レオ・ぺルツ「裁きの日の主」と都筑道夫は書いていますが、ググるとタイトルが違うようです。
レオ・ペルッツ「最後の審判の巨匠」が同じものだそうです。


最後の審判の巨匠 (晶文社ミステリ)

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私、聞いた事もない作家でしたが、有名?なようで・・・_| ̄|○
知らん本いっぱいあるわ(;・∀・)
でも、これはちょっと気になるというか、面白そうだから、今度図書館で借りて読んでみたいと思います。
レビュー見たら、幻想的って書いてありました。
私、幻想小説、好きなんですよね。あんま読んでないけども(;・∀・)




(´-`).。oO(いっぱい気になる本がある・・・)