今日はいっぱい食べてきました。たまには糖質制限とか忘れて欲を解放する日を作ってます。僕はただ単に食べたいから食べるってだけですが、ダイエット的には「チートデイ」と言って、体重が落ちにくくなった停滞期を打破するテクニックとして、あえてそうやってたくさん食べる日を設けるらしいですよ。
でも僕の場合、ただ単に食べるだけだとどうしても、あんなにキツいダイエットを乗り切った過去の自分に申し訳がないから、罪滅ぼしのために繁華街まで自転車で行きました。片道20km、大阪市内をほぼ縦断する感じですが自転車で１時間ちょっとです。
今日は食事がメインなので往復で40km程度のサイクリングでしたが、ダイエット本気期間は、堺や藤井寺や富田林まで行ったりして、70kmとか走ってました。当時、自転車で奈良まで行きたいという目標があり、ちょうど奈良までが70km強ほどだったので、実際の距離を体感するためにシミュレーションしていました。
結局、奈良まで行くことはありませんでした。なんか、山を越えなければならないのが怖くなって止めたのです。僕とかもうほんとに都会っ子ですから、山とかこぇーなって、なんかあったら死ぬんじゃないかって想像が膨らんだり、途中で疲れて心が折れたとしても、山の真ん中で何もなかったら、絶望感で死ぬんじゃないかって思ったら、怖くなって止めました、そういう根性は一切持ち合わせておりません。
今日はあれ食べたこれ食べたってだけの写真日記です。
このお店、以前うめちゃんに教えてもらったことがあり、いつか行ってみたいと思っていたお店です。『万両』、市内に幾つか店舗がありますが、今日は東天満店に行きました。
ただ、ここに来る前に糖質制限カフェみたいなところでランチを食べたんです。カレーランチとスイーツセットみたいなの。（その写真は撮り忘れた・・・）素材や工夫で糖質を抑えた食事とスイーツを出してくれるお店ですが、いくら抑えていると言ってもお腹にはたまるので、焼き肉はそんなに量は食べませんでした。空腹は満たされているので、肉の美味しさを味わうためだけに食べたという感じです。
値段は割とリーズナブルで気楽に入れる値段設定ですね。とは言え僕とか、そんなに高級な肉を堪能する才能ありませんから、もう、ある程度から上は全部一緒です、美味しいですしかない。
ミノって食べます？僕大好きなのであれば絶対に上ミノ頼みます。できたら、タンとかいらないからミノで始めてミノで締めたいぐらい好きです。
これ何だったかな、「特上ロースステーキ風」だったかな。結構な厚みがあって、ギリギリ、レアにならないぐらい火を通してワサビで食べたら美味しい！ワサビが肉の甘みを強調するんですよね、これで今日はもう満足できました。
ちょっと話はそれますが、こうやってたまに一緒に焼き肉を食べる知り合いが一人いて、僕の3歳下の独身男性です。ちなみに普通にゲイじゃないノンケ男子。ずっと前の職場で知り合ったカメラマンなんですが、もうかれこれ15年ぐらいの付き合いになります。名前を「ベーやん」としておきます。
ベーやん、あんまりお金ないんですね、でも大の焼き肉好きなので、僕が連れて行くことになってるんです。早い話、僕にたかってるわけですけどもw、でも、僕はそれでも、ベーやんからは色々得るものがあるので、プラマイゼロだと思ってます。得るものって何ってのは、それを書き始めるとまたすごく長くなるのでまたの機会にします。
で、ベーやん、アトピーなんですが、普段はほとんどもう完治してる？ぐらいの肌状況なんです。言われないと分からないぐらいの。でも体調とか季節とか色々な原因で、割と好不調の波があるらしいんです。今までも色々と試したりして戦って来たのですが、結局はステロイド剤で抑え込むことになってしまうことに悩んでいました。
それで一念発起して、脱ステロイドを決意したのだと。ステロイド剤を必要としないようになりたいと。でも、脱ステロイドを始めたばかりなので、それまで抑え込んでいたアトピーが一気に肌に出てきていて、僕が焼き肉行きましょうと連絡した段階で、「脱ステロイドの初期症状で、今ひどいことになってます。見苦しいですがすいません。」と連絡があったのです。
僕としては今までずっと見てきてるので、多少ひどくなってる程度かなと思ってたんですが、実際に待ち合わせ場所で会ったときは正直びっくりしました。炎症で、目も半分ぐらいしか開いてないのです。まぁ、旧知の中なので「だいぶひどいですね」「そうなんですよ」と言い合うぐらいの信頼関係はありますが、僕はちょっと目をそらしてしまいました。
今更ですが、ベーやん、男前なんですよ。男前だけど、昭和の男前？w、分かりやすく言うと、散髪屋に、これ何年前のポスターやねんみたいなのに写ってる男前って感じですw、分かります？？w
その男前のベーやんが、お前もう死んでまうんちゃうかみたいな落ち込んだ感じになってたので、あんまりアトピーのことには触れずに、食事に向かいました。
だいぶベーやんの話が長くなりましたがw、一緒に焼き肉屋に入って、その「特上ロースステーキ風」を口に含んだ瞬間、ベーやんが目を閉じました。
視覚という目からの情報を遮断することで、より味覚を鋭敏にしたかったのでしょうか、噛むと言うより溶けるような肉を口内で味わいながら、美味しい、って、幸せそうな笑顔になったんです。さっきまで死にそうな顔だったベーやんが、今だけは他の何もかもを忘れて、ただ、肉の美味しさだけに満たされているような、なんとも言えない表情をしていました。
それを見て、僕も幸せになりました。正直、ちょっと泣きそうになったんですがグッと堪えて平常心を保ちました。
美味しいもの食べたら元気が出たのか、表情も柔らかくなってきて、心なしか肌艶もよくなって見えました。
その後は、コーヒーを飲みにお店に入ったり、この甘味を食べるために和風のカフェみたいなところに入ったり、僕はタバコが吸いたいので公園でしばらく喋ったりして、19時ぐらいに帰途に着きました。
久しぶりに気の置けない知り合いと思う存分喋ったりして、僕もストレス発散になりました。そして、また自転車に乗って20km先の家に帰りましたとさ。
ではでは✋
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